「仕事して初めてのお給料だ!」「何に使おうかなー」と思っているウキウキなあなた!
「いつも金欠だよー」「なんでこんなにお金がないんだろう…」としょんぼりしているあなた!
一回、お金の使い方に関して考えませんか?
どうやったら自分にとってうまくお金が使えるでしょうか?
本記事のテーマ
大まかな世の中の支出平均を知ろう
さて、自分が何に使っているか把握し、自分がいくら使えるのか知ったことで自分のお金について前回までに少しはわかったと思います。
では、世の中の平均はいくらなのでしょうか。会社の同僚とか、同世代とかと詳しいお金の話ってしませんもんね。
前回の記事はこちらから
記事の信頼性
記事を書いている私は、お金の管理を始めてから20年以上。
15年前から家計の見直しや店舗の経費の見直しを仕事として頼まれ、有償での対応をさせていただいています。
この記事を読む方へメッセージ
本記事は「お金の使い方をこれからちゃんとしていきたい」方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「自分の収入」についてイメージできるようになります。
「お金の管理ってめんどくさいなぁ…」と感じているでしょうが、1回ベースを作ってしまえば決してそんなことはありません。
今では私も何かあった時の貯金は十分にありますから、心から「1回だけ頑張れば、無駄なお金を使うことが少なくなる」と思っていますし、皆さんにもそれを伝えたいと思っています。
それでは、早速見ていきましょう。
知る前に共有しておくべきこと
その前に、一点共有しておく必要があります。
それは「支出はみんなと同じ水準にするべきではない。」ということです。
みんなと同じように使っていても、ある人は副業をしてるかもしれません。また今もお小遣いをもらってる社会人もいるかもしれません。
同じくらいの収入である確約があるわけではありませんから、「自分は自分、他の人は他の人」と考えるのが得策でしょう。
それでも、目安のデータを参考にするのは有益です。
賃貸サービスの大手サイトでは総務省のデータを参考にこのような試算を出しています。
<34歳以下の単身世帯の家計支出>
食 費 :約47,000円
交際費 :約7,000円
交通費 :約10,000円
洋服・美容:約15,000円
保険・医療:約4,500円
家 賃 :地域によって異なる
水道光熱費:約7,000円
通信費 :約7,000円
ほか消費支出総額:約17万円
LIFULL HOME’S https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00309/
いかがでしたか?
自分と差異の大きい項目などありましたか?
繰り返しになりますが、気を付けるポイントとして「平均であれば良い」という訳ではありません。「自分は自分、他の人は他の人」です。
実際に前回の給与明細書と上記の家計支出平均を見ると、毎月少し赤字が出てしまいますね。
自分にちょうど良いもの・ちょうど良い金額を見つけるヒントにしましょう。
では、実際にどのように家計の予算を組んでいけばいいのでしょうか。
次回は、予算配分を考えていきましょう。